ブロック塀等の解体撤去 補助金 ～ 瑞穂市
2022年06月10日
先日、瑞穂市の「木造住宅の除却工事費補助金」（解体工事費補助金）を深堀りしてみました。
今回は、瑞穂市の「ブロック塀等耐震改修補助」を見ていきます。こちらも同様に、瑞穂市が実施する建築物の耐震補助制度の一環です。
【 ブロック塀等耐震改修補助事業 】
この制度は、震災に強いまちづくりを推進するため、地震発生時の倒壊による被害や避難経路の通行の妨げになるブロック塀の（解体撤去を含む）耐震改修工事を実施する者に対し、費用の一部を助成するものです。
- 対象となるもの
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- コンクリートブロック造、レンガ造、大谷石等の組積造の塀
- 瑞穂市内にあるブロック塀で、通学路に面して設置されている塀
- 塀の長さが2ｍ以上かつ高さが60㎝以上のもの
※この他にも条件があります。
●ここでのポイントは通学路に面して設置されている塀というところです。
民家と民家の間に建っている塀などは対象外となります。
- 補助の対象
次のいずれか少ない額に2/3を乗じて得た額以内を補助金とします。補助金限度額は30万円です。
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- ブロック塀の耐震改修面積1㎡当たり1万円を乗じた額
- 耐震改修に要する費用（消費税を除く）
※1,000円未満の端数は切り捨て
例えば・・・解体撤去をする面積が27㎡、業者からの解体撤去の見積りが18万円の場合
解体撤去面積 27㎡ × 1万円 ＝ 27万円
業者からの解体撤去見積 ＝ 18万円
少ない方に2/3を乗じて・・なので
18万円 × 2/3 ＝ 12万円（補助金） となります。
●単純計算で18万円の工事費が6万円に・・・塀の長さや高さ、通学路に面しているという条件はついてきますが、この補助金は非常に助かりますね！
- 申し込みに必要な書類
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- ブロック塀等耐震改修事業補助金交付申請書
- 耐震改修工事（解体撤去含む）の内容を表した図面（配置図・立面図）
- 耐震改修工事（解体撤去含む）の見積書の写し
- 耐震改修前のブロック塀の写真
- その他
※補助申請に際しては、事前相談が必要となります。
●見積書はもちろん業者が用意するものですが、図面も業者が用意してくれると思います。
令和4年度の受付期間は12月23日（金）までとなっておりますのでご注意ください。
【 まとめ 】
瑞穂市では、2018年にブロック塀等の安全点検を実施したようです。私個人的には驚きの結果となっております。
《点検対象》
通学路・歩道・国道・県道沿いにある民間建築物のブロック塀等
《点検方法》
市職員が、道路側からの目視及びメジャー等を用いた簡易計測
《判定基準》
・塀の高さが2.2mを越える塀
・コンクリート基礎の有無
・傾き、ひび割れの有無
《点検結果》
点検対象総数 2140件
◆不適合な箇所が確認された物件 96件
◆注意喚起が必要な物件 995件
注意喚起が必要な物件の中には、確認・計測が困難なために判定ができない塀も含まれているようですが、それでも半数近くが何らかの点検・処置が必要な物件になります。その内、96件が不適合な箇所が確認されております。
不適合な箇所が確認された物件、注意喚起が必要な物件の所有者には何らかの通知書が送付されているみたいです。
2018年に実施された点検なので忘れてしまっているかもしれませんが、お心当たりのある方は思い出してみてください。そして、点検や処置がお済みでない方は、早急に実施してくださいね。
※対象となるものや補助金額等は変更になる場合もございます。またこの制度は募集棟数に限りがあります。
詳しくは瑞穂市役所へお問い合わせください。
その他市町村でも同様の制度がありましたら、ご紹介させていただきます。
丸武産業では瑞穂市はもちろん
岐阜市・大垣市・山県市・垂井町・大野町・池田町・神戸町など県内各地で工事実績があります。
また、空き家・建替えなど家屋の解体はもちろん
カーポート・倉庫・物置・ブロック塀・フェンス・庭木・庭石などの解体撤去も承っております。
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