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家屋の解体工事のタイミング

今回は家屋の、特に身近な木造家屋の解体工事を行うタイミングを取り上げてみたいと思います。

 

 

木造家屋に限らず、車・自転車・洋服・靴・鞄等々、どんなものでも経年劣化は起こり買い替える時期がきます。洋服はあまり買い替えるという意識はないかもしれませんが、靴・鞄などは使えなくなる前に新しく買い替えます。車は修理するより購入する方が安くつくところまで乗りつぶして買い替えるのではないでしょうか。

 

家屋はどうでしょうか。一般的には人生最大の買い物とされているマイホームです。そう簡単に買い替えるなんて出来ませんよね。

 

 

 

 

 

そこで木造家屋の解体工事のタイミングにまつわることを少し掘り下げてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 


【  木造家屋の解体工事 】

 

 

《 海外の住宅は長持ち 》

国土交通省の資料によると我が国では、取り壊される住宅の平均築後経過年数が約30年となっております。ちなみにイギリスは約77年、アメリカは約55年となっております。日本全体の住宅供給量のうち中古住宅が占める割合は約36%(2012年度)だそうです。同じ時期の欧米の既存住宅流通シェアを見てみるとアメリカで約78%、イギリスでは約89%程だそうです。

欧米では中古物件を購入して、内装や設備をリフォームして暮らしている方が多いようです。地形・地質・気象など自然地理的条件や国民性の違い・歴史的背景などから単純に比較はできませんが、欧米では長期にわたって住宅が活用されております。

 

 

 

 

 

 

《 木造住宅の寿命は❓ 》

経年劣化に対する部分改修をしたうえで、一般的には30年~80年と言われており、平均すると約65年だそうです。ただし、一般的にそう言われているというだけであって、確かなデータに基づくものではありません。

現代の日本においても古民家という言葉があるように、築100年~150年の木造家屋もざらにあります。また、世界最古の木造建造物とされている法隆寺(西院伽藍)もあります。修繕や改修を定期的に行い、暮らし方によって寿命は伸ばせるということです。

 

 

 

 

 

《 解体工事を行うタイミングは❓ 》

長年住み続けるためには定期的な点検と修繕をします。それでも住むのが難しいとなった場合は、解体して建て替えることを考えなければなりません。

では、どこでその判断をくだすのか・・・それは人それぞれの事情にもよると思います。

 

例えば、家族構成の変化によって建て替えるのかリフォームするのか・・建て替えにしてもリフォームにしても、子供に負担を掛けたくないのであれば自分の代でしなければなりません。一人前になってもらうという意味も込めて子供の代に任せることもあるでしょう。

 

または、子供には自立・独立してもらって今住んでいる家屋は自分の代までとするのであれば、建替えなくてもリフォームでよいでしょう。しかし自分の代までとするならば、いずれ誰かが解体しなければならないでしょう。

さらには、自然災害に被災して物理的に住むのが難しくなることもあるでしょう。

 

いずれにしましても、そこに住むのが難しいとなった時や住む人がいなくなった時には、解体なのかリフォームなのかを決断しなければなりません。ただし、住むのが難しく又は住む人がいないために空き家になってしまっているのであれば、早めに何らかの対処をした方が良いです。空き家には危険がいっぱいあります。

 

 

 

     

     

     

     

     


    【 まとめ 】

    今回は木造家屋の解体工事のタイミングを知る上で、それにまつわることを掘り下げてみました。

    「日本人は新しいものが好きで中古物件に対してあまり良い印象がない」「欧米では中古物件を購入し内装や設備をリフォームして長く活用している」「木造住宅の平均寿命は約65年と言われている」「ただし点検・修繕を行えば寿命はさらに延びますよ」「結局、家族構成の変化などの事情により解体するタイミングは人それぞれ」「住むのが難しいくらい劣化してきた又は住む人がいないために空き家になるようであれば早めの対策が必要」ということが分かりました。

     

    家屋だけでなく土地も一緒に処分したいという方は不動産屋さんに相談されると良いかと思います。家屋を解体するのが売り手なのか買い手なのか・・土地の売価・諸経費・解体費用などを考慮して、なるべく自己負担の少ない方法を選択されると良いでしょう。

    そもそもマイホームは人生最大の買い物、そう簡単に買い替えられるものではありません。自分や家族の将来をしっかりと見据えて判断されると良いかと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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