建築物の耐震補助制度 ~ 瑞穂市
2022年06月02日
瑞穂市には「建築物の耐震補助制度」があるのをご存知ですか?
近年、大規模地震が頻発し、地震活動が活発化しています。発生が想定されている南海トラフ巨大地震は、今後30年以内に発生する確率が70~80%と発表されており、いつ発生しても不思議ではありません。自分自身はもちろんの事、大切な家族や近隣住民を守るためにも、建築物の耐震化が奨励されております。
瑞穂市の主な耐震補助制度
- 木造住宅の無料耐震診断
- 木造住宅の耐震改修工事費補助金
- 木造住宅の除却工事費補助金(木造住宅の解体工事)
- ブロック塀等の耐震改修費補助金(ブロック塀の撤去処分)
- 建築物の耐震診断補助金(木造住宅以外)
当社は解体工事業者になりますので、解体工事に関係しそうなところを深堀りしていきます。
今回は「木造住宅の除却工事費補助金」(解体工事費補助金)を見ていきましょう。
【 木造住宅の除却工事費補助金 】
この制度は、地震に強い安全な街づくりを目指すために、市内にある木造住宅の除却工事(解体撤去工事)を実施する者に対し、必要な経費の一部が助成されます。
- 対象となるもの
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- 瑞穂市建築物等耐震化促進事業の対象となり、現に居住している住宅
- 要綱に定める一定の基準を満たす除却工事(解体撤去工事)
- 瑞穂市木造住宅耐震診断を実施した木造住宅
※この他にも条件があります。
●まずは瑞穂市木造住宅耐震診断を受ける必要があります。
そこで耐震化が必要と判断される等の結果により、この制度の利用の可否が判断されます。
- 補助の対象
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- 対象工事費の23%
- 補助限度額 83万8千円
- 補助の対象となる除却工事費の限度額 364万4千円
※消費税は補助金の対象外、1,000円未満の端数は切り捨て
例えば・・・対象工事費が150万円(税別)の場合
150万円 × 23% = 34万5千円(補助金)
●単純計算で150万円の工事費が115万5千円に・・・対象工事費の23%って大きいですね!
- 申し込みに必要な書類
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- 木造住宅に係る除却工事実施計画書
- 耐震診断結果報告書の写し
- 除却工事(解体撤去工事)の内容が分かる図面及び工事工程表
- 除却工事費(解体撤去工事費)の内訳書の写し
- 住宅の外観写真(複数の方向から撮影されたもの)
- 施工業者の有する建設業法に基づく土木工事業、建築工事業若しくは解体工事業の許可書又は建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律に基づく解体工事業に係る通知書の写し
- 現に居住していることを証明できるもの
- その他
●工程表や除却工事費(解体撤去工事費)の内訳書や許可書等、業者が用意するものもあります。
【 まとめ 】
この制度は建築物の耐震化、地震に強い街づくりを目的とした制度となっております。ただ単に空き家を解体したい・・売却目的で建物を解体して更地にしたい・・等々で利用することはできません。
まずは瑞穂市木造住宅耐震診断を実施してみてください。そこで耐震化が必要と判断された場合にこの制度が利用できます。瑞穂市にて無料で耐震診断を実施しています。(募集棟数に限りあり)
特に建築基準法が改正される前の、昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅の場合、まずは耐震診断だけでも受けられてみてはいかがでしょうか?
※対象となるものや補助金額等は変更になる場合もございます。またこの制度は募集棟数に限りがあります。
詳しくは瑞穂市役所へお問い合わせください。
その他市町村でも同様の制度がありましたら、ご紹介させていただきます。
次回は、「瑞穂市のブロック塀等の耐震改修費補助金」について掘り下げてみたいと思います。
丸武産業では瑞穂市はもちろん
岐阜市・大垣市・山県市・垂井町・大野町・池田町・神戸町など県内各地で工事実績があります。
また、空き家・建替えなど家屋の解体はもちろん
カーポート・倉庫・物置・ブロック塀・フェンス・庭木・庭石などの解体撤去も承っております。
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