石綿含有建材 ~ 木造家屋
2022年07月07日
以前から問題となっている「石綿含有建材」、「アスベスト」と言えば耳馴染みがあるでしょうか。
「石綿含有建材」とは「アスベスト含有建材」のことです。
では、一般的な木造家屋に「石綿含有建材」は使われているのでしょうか?
答えは、一般的な木造家屋にも使われている場合もあります。
石綿(アスベスト)は重大な健康被害を及ぼす可能性もあります。
また、解体する家屋に石綿含有建材が使われていたら、解体工事費は高くなります。
当社としても、建物の解体工事に付きまとってくる問題なので、少し掘り下げてみたいと思います。
【 どうして石綿(アスベスト)はいけないの?】
石綿(アスベスト)という言葉を耳にしたことがある方は、なんとなく石綿(アスベスト)はいけないもの、体に悪いもの というイメージをお持ちではないでしょうか。そこで、石綿とは何ぞやというところを掘り下げたいと思います。
《 石綿(アスベスト)とは 》
蛇紋石や角閃石が繊維状に変形した天然鉱石です。これらを加工して作られた建材を石綿含有建材といいます。石綿(アスベスト)は非常に軽く、断熱性・耐火性・防音性に優れ、安くて丈夫なため「奇跡の鉱物」と重宝され、建築材料・電気製品などに多く使用されてきました。
建築材料としては、断熱性・耐火性・防音性に優れておりますので、人の利用が多い学校や公共施設、店舗や工場などに使用されており、ごく少量ですが住宅の建材にも使用されていました。
《 重大な健康被害の可能性 》
石綿(アスベスト)は埃よりも小さく細かい繊維です。空中に飛散した石綿繊維を長期間大量に吸入すると肺がんや悪性中皮腫等の原因になるとされております。普通に生活している分には重大な健康被害を及ぼすことはないとされております。しかし、解体工事やリフォーム工事などで、ハンマーやカッターなどの工具でたたいたり切断したりすると石綿(アスベスト)は飛散してしまいます。
石綿(アスベスト)を吸い込んでから肺がんの場合だと、発症までに15~40年の潜伏期間があります。そのため、「小さな時限爆弾」と呼ばれております。
《 石綿(アスベスト)はいつまで使用されていたの? 》
石綿(アスベスト)及び石綿製品は、2006年(平成18年)9月1日より製造・輸入・譲渡・提供・使用が禁止されました。石綿含有建材でいえば、2006年(平成18年)9月1日より前に建てられた建物には使用されていた可能性が大ということです。
例えば、外壁のサイディング・タイル床・スレート屋根・石膏ボードなど多岐にわたります。昔はのり(粘り気)が良くなるという理由で、職人さんの現場判断で塗料などに混ぜ込むこともあったようです。また、3階建て以上の鉄骨造の場合、建築基準法で耐火建築物にすることが定められており、鉄骨にアスベストを吹き付けておりました。(現在はアスベストの代わりにロックウールという建材が使用されております。)
【 まとめ 】
皆さんに覚えておいてもらいたいのは、2006年(平成18年)9月1日より前に建てられた建物には(一般住宅であっても)石綿含有建材が使用されている可能性があるということ、普通に生活している分には重大な健康被害を及ぼす可能性は低いということです。ただし、石綿含有建材の経年劣化や物理的な衝撃による割れなどの破損がある場合は石綿(アスベスト)の飛散の危険性もありますのでご注意ください。しかし、ほんの数十年前までは「奇跡の鉱物」と呼ばれていたものが、今では「小さな時限爆弾」とされております。皮肉なものです・・・。
今回は石綿(アスベスト)の性質や健康被害について取り上げてみましたが、次回は解体工事との関係性に触れてみたいと思います。
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