解体工事にまつわるお話
2023年02月28日
今回はこれまでと少し趣向を変えて、解体工事にまつわる地元岐阜県の話題を取り上げてみたいと思います。
岐阜県で解体工事と言えば・・・旧岐阜市役所の解体工事が始まっております。ボヤ騒ぎがあったり、一部の人間が悪さをしたりと、残念な方向で少し話題になってしまいました。
また、羽島市役所の旧本庁舎において、耐震不足など安全性の確保や改修をするための財源確保が難しいとして解体を決定しました。旧本庁舎は昭和34年に完成したもので独特の造形をしたモダニズム建築のひとつとして評価されているそうです。近代建物の記録と保存を求める団体から、他に活用方法はないかと解体延期を求める要望書が提出されたそうです。
そして、知る人ぞ知る安八町に鎮座する「ソーラーアーク」も解体間近かと囁かれております。
《 ソーラーアークって何❓ 》
当社は安八町の近くの瑞穂市になります。瑞穂市や安八町周辺の大垣市・羽島市・輪之内町・海津市は馴染みのある人も多いかと思います。同じ岐阜県内の人でも飛騨地方や東濃地方の人はもちろん、揖斐川町・池田町・神戸町・垂井町・大野町・山県市・関市等々の人たちには馴染みがうすいんではないでしょうか。他県にお住いの方だと東海道新幹線を利用されたことのある方は一度は目にしたことがあると思います。
ソーラーアークとは、2001年に三洋電機が建てた、約5000枚の太陽光パネルを貼った全長315m・高さ37mの施設です。もともとは三洋電機の工場があり、同社の会社設立50周年を記念して作られたそうです。その後、三洋電機がパナソニックの子会社となり現在に至るということです。
噂によると実際よりも発電力の低い太陽光パネルを販売した不正販売事件が発覚し、その教訓として回収されたパネルが使用されているそうです。
ちなみにアークとは【箱舟】という意味だそうですよ。
なぜ 安八町に ❓
全国にある同社事業所のうち、日照時間が最も長くて東海道新幹線の車窓からよく見えて宣伝効果も抜群だったそうです。
ご家庭でも使用されている太陽光パネルを見ても分かるように、効率の良い太陽光発電を行うためには、太陽光パネルは南向きの空を向いている必要があります。しかしソーラーアークは、ほぼ地面に対して垂直で東海道新幹線の方を向いております。新幹線から見えるソーラーアークはインパクト抜群だったでしょうね。
太陽光発電施設というより、記念碑的な要素が強かったんじゃないでしょうか。
《 今後はどうなる❓ 》
昨年には敷地の売買契約が締結されたそうです。ソーラーアークについては今後の活用が見込めない、解体も含めて検討するとのことです。
既にソーラーアーク以外の敷地内建物は解体工事が進んでおります。ソーラーアーク近くにあった社宅はすでに解体され、跡地はドラッグストアの物流センターになっております。安八町では名神高速の安八スマートICができてから物流施設や工場などの建設が増えてきております。同様の施設が進出してくるのかもしれませんね。現時点では大阪の不動産会社に敷地を売却・・とまでしか正式な発表はされていないようです。
【 まとめ 】
今回は解体工事にまつわる小さな話題を取り上げてみました。やはり、建物の大小問わず、見慣れたもの・見慣れた風景が消えていくのは寂しいですね。実際、土地の売却報道が出た後には、県外ナンバーの車も頻繁に訪れて写真を撮っていったそうです。
見慣れた風景が消えていく分には、まだ客観的に見ることができるかもしれません。しかし、自分が生まれ育った生家だったらどうでしょうか?それぞれ事情はあるかもしれませんが、自分が生まれ育った家を自分の手で壊す・・・なかなか踏ん切りがつかないんじゃないでしょうか。結構それで悩んで迷っている方もいらっしゃいます。しかし、大事なのはこれからです。壊す = 無くす ではなく、壊す = 新たなスタート 地点に立つ と考えてみたら、少しは気が楽になるんじゃないでしょうか?
丸武産業では瑞穂市はもちろん
岐阜市・大垣市・山県市・垂井町・大野町・池田町・神戸町・本巣市・各務原市など県内各地で工事実績があります。
また、空き家・建替えなど家屋の解体はもちろん
カーポート・倉庫・物置・ブロック塀・フェンス・庭木・庭石などの解体撤去も承っております。
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