瑞穂市 木造住宅除却工事費補助事業
2023年09月07日
暦の上では秋ですが、毎日毎日暑い日が続いております。体調など崩されていないでしょうか。
適度なエアコンの使用、水分補給、十分な睡眠時間 等々可能な限り対策をとりながら、日々の体調管理に取り組みましょう!
先日、当社の所在地でもあります、岐阜県瑞穂市の木造住宅除却費補助事業について、簡単ですが当ホームページのお知らせに記載させていただきました。
そこで、今回はブログの方で少し掘り下げて取り上げてみたいと思います。
木造住宅除却工事費補助事業
瑞穂市のホームページによると、この制度は地震に強い安全な街づくりを目指すために、市内にある木造住宅の除却工事を実施する者に対して、必要な経費の一部を助成するもの・・とのことです。
■ 対象
1.瑞穂市建築物等耐震化促進事業の対象となり、現に居住している住宅
2.要綱に定める一定の基準を満たす除却工事
3.瑞穂市木造耐震診断を実施した住宅
4.所有者等が実施する除却工事であること
5.住宅の全てを解体し、運搬及び処分する除却工事であること
≪少し解説≫
「瑞穂市建築物等耐震化促進事業の対象」とありますが、昭和53年5月31日よりも前に建てられたもの、在来軸組構法など、諸条件があります。
「瑞穂市木造耐震診断を実施」について
下記のとおり諸条件はありますが、瑞穂市が県に登録された「岐阜県木造住宅耐震相談士」を無料で派遣し、「耐震診断」を行い、耐震改修工事費の概算額をお知らせしてくれるものです。
・昭和56年5月31日以前に着工された住宅
・在来軸組構法、伝統的構法又は枠組壁工法による一戸建ての住宅
・延べ床面積の1/2以上の部分が居住の用に供されている住宅
・空き家でないこと(居住実態があること)
※この他にも条件があります
瑞穂市では受付期間も設けられております。詳しくは瑞穂市ホームページをご確認ください。
■ 補助対象
補助の対象となる除却工事費の限度額 364万4千円
補助率 対象工事費の23%
補助限度額 83万8千円
※消費税は補助金の対象外、1,000円未満の端数は切り捨て
≪少し解説≫
例えば
100万円(税別)の工事費であれば、対象工事費の23%なので23万円の補助金
300万円(税別)の工事費であれば、同様の計算で69万円の補助金
ということになります。
では、500万円(税別)の工事費の場合は・・83万8千円の補助金となります。
上限が83万8千円と決まっておりますので23%の115万円とはなりません。
■ 申し込み
申し込みを行う前には事前相談が必要です。また、申し込みには次の書類が必要です。
1.木造住宅に係る除却工事実施計画書
2.耐震診断結果報告書の写し
3.除却工事の内容が分かる図面及び工事工程表
4.除却工事費の内訳書の写し
5.住宅の外観写真(複数の方向から撮影されたもの)
6.施工業者の有する建設業法に基づく土木工事業、建築工事業若しくは解体工事業の許可書の写し又は建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律に基づく解体工事業の登録に係る通知書の写し
7.現に居住していることを証明できるもの
8.その他
≪少し解説≫
必ず申し込みを行う前には、瑞穂市 都市開発課への事前相談をしてください。解体工事業者に見積りを依頼する前でも良いかもしれませんね。解体しようとしている家屋が対象条件に満たしていない場合は解体の計画にも影響するかもしれません。
■ 受付期間(令和5年度)
5月8日(月)~12月8日(金)まで (予定)
※土・日曜日及び祝日を除く。
※市が承認する前に除却工事を行った場合は、補助対象となりません。
【 まとめ 】
今回掘り下げてみました「木造住宅除却工事費補助事業」ですが、更新日:2023年7月27日にて瑞穂市のホームページに掲載されている情報です。瑞穂市にて補助の対象となる住宅にお住まいの方、家屋の解体をご検討中の方は、瑞穂市ホームページをご確認のうえ、瑞穂市役所の担当課にお問合せしてみてはいかがでしょうか。原則として申請者は対象住宅の所有者になるかとは思いますが、どの解体業者も提出書類の作成等の相談には乗ってくれますので、同時に解体業者にもご相談されてみてはいかがでしょうか。
解体工事に限らず、お家を新築するときやリフォームをするとき、太陽光パネルを設置するときなど、諸条件があり、すべての自治体ではありませんが、補助金制度が存在しております。新築やリフォーム等々は一生に一度あるかないかのことですが、日ごろからアンテナを張り巡らせてお得な情報をゲットしましょう。金銭的な負担がちょっと・・でも!補助金があるなら・・と一歩を踏み出せるかもしれませんね。