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解体工事業者の選び方

業者を選ぶ際はこちらに注意してください。

家を建てるための業者を慎重に選ぶように、解体業者選びも慎重に行うことが大切。
「ただ壊すだけだから」といい加減に業者を選んでしまうと、

思わぬトラブルを招いてしまうかもしれません。
業者選びの際には、以下のポイントに気をつけてください。

 

POINT01.解体業者としての体制が整っている

社会的に問題となっているのが、解体工事後に出た産業廃棄物の処理について。
産業廃棄物は許可を取得した業者でなければ運搬や処理ができず、不法投棄を繰り返す悪質な業者もいるのが現状です。
もしも業者が不法投棄を行っていた場合、施主様も罪に問われることになりますので、

産業廃棄物の運搬や処理についてどのような体制で行っているのか、

許可を取得している業者なのかなど

 

を必ず確認するようにしましょう。その他の事項も含め、以下の項目についてはあらかじめ確認を取ることをおすすめします。

  • マニフェスト(産業廃棄物管理票)は発行しているか
  • 産業廃棄物の運搬や処理の許可を取得しているか
  • 損害保険には加入しているか
  • どのような資格を取得しているか など

 

  • POINT02.近隣への対応をしっかり行っている

  • いくら気をつけていても、解体工事には騒音やホコリの問題がつきまといます。
    トラブルを未然に防ぐためにも、
  • 近隣住民はもちろん、オフィスや店舗などにもきちんと挨拶を行っているかどうか

     

    を事前に確認しておきましょう。「挨拶をしているつもり」でいたのに、実際に工事がはじまってからクレームを受けたというケースも少なくありません。
    また、挨拶だけでももちろん十分ですが、粗品を用意するなど、心を込めた対応をしてくれる業者であればより安心して任せられるでしょう。

     

  • POINT03.解体後の土地の活用について確認してくれる

  • 解体後の土地の使い方によっては、基礎のみを残して、塀の一部として活用することができたり、
    解体後に駐車場やブロック塀、カーポートなどを引き続き作成する場合は、機械・運搬車の併用により費用削減が見込めるなど……。

  • 工夫次第で費用を削減できることがあります。

     

  • 業者によっては土地の活用についてあらかじめ確認する場合もありますが、「なぜ聞いてくるのだろう?」と勘ぐらずに、
    いろいろと相談してみましょう。逆に何も提案をしてこない業者の場合、工事自体に問題がなくてもあとから後悔する場合もあるので
    要注意です。